体験名:名湯をサイクリングで巡る
県名:秋田
エリア名:田沢湖・乳頭温泉郷

美しい田沢湖をレンタサイクルでスタート

豊かな自然に囲まれた秋田の田沢湖。日本で一番の深さを誇る湖としても知られています。るり色に輝く湖面は神秘的。四季折々いろいろな表情を見せるその眺めは日本百景にも選ばれています。自然が織りなす美しい景色、そして温泉、地元の人との触れ合いを楽しみたい人は、田沢湖で自転車をレンタルし、乳頭温泉郷へ。国立公園の山側へ約14.5㎞、1時間40分で、日本でも指折りの秘湯へ到着します。

宿ごとに異なる源泉を持つ乳頭温泉郷

十和田・八幡平国立公園の乳頭山の山あいにある乳頭温泉郷。7つの温泉宿があり、それぞれが独自の源泉を持っています。泉質も10種類以上とさまざま。舗装されていない道を通らなければたどり着けない宿もあり、自転車を押して歩くところもありますが、ゆっくり自然を感じながら温泉を目指すのも良いもの。7つの宿の湯に入浴が可能な、宿泊客限定販売の「湯めぐり帖」1800円もあるので、1泊してこれを手に入れるのもおすすめです。

由緒ある歴史を誇る「鶴の湯」

乳頭温泉郷の中で一番古い宿が「鶴の湯」です。江戸時代に秋田藩主が湯治に訪れたともいわれています。訪れた際、警護の者たちが待機していたという茅葺きの本陣が今も残っており、今では鶴の湯を代表する建物となっています。鶴の湯には、美人の湯と呼ばれる「白湯」、子宝の湯の「黒湯」、眼病に効能ありと称される「中の湯」、打たせ湯の「滝の湯」という、泉質の異なる4つの源泉があります。4種類とも効能や肌触りが異なるので、その違いを楽しめます。

せせらぎが聞こえる露天風呂の「妙乃湯」

きめこまやかなサービスと雰囲気が女性に人気の「妙乃湯」には、にごり湯の「金の湯」、無色透明の「銀の湯」と呼ばれる2つの泉質があります。金の湯は皮膚病ややけどに効果があるほか、デトックス作用が期待できるそう。銀の湯は神経痛や筋肉痛などに効果があり、肌がすべすべになるともいわれています。湯舟は、森と渓流のせせらぎを楽しめる2つの露天風呂、岩風呂、青森ヒバを用いたものなどがあります。

静かなブナの森にたたずむ「休暇村乳頭温泉郷」

ブナの森に囲まれた宿「休暇村乳頭温泉郷」。近年リニューアルされ、温泉郷の中では一番近代的な施設です。ここには2種類の源泉かけ流しの湯があります。絵画のような美しいブナ林の中で森林浴をしながら湯を楽しめる露天風呂は、高血圧、慢性婦人病などにも良いとされる泉質の「田沢湖高原の湯」。内風呂は、この「田沢湖高原の湯」と「乳頭の湯」の2つの湯を楽しめます。

名湯をサイクリングで巡る
開催場所 乳頭温泉郷
日帰り入浴各温泉データ
【鶴の湯】
住所 秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50
電話番号 0187-46-2139
日帰り入浴営業時間 10:00~~15:00※月曜は露天風呂のみ
日帰り入浴料金 600円
【妙乃湯】
住所 秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
電話番号 0187-46-2740
日帰り入浴営業時間 10:00~~15:00、火曜定休
日帰り入浴料金 800円
【休暇村乳頭温泉郷】
住所 秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
電話番号 0187-46-2244
日帰り入浴営業時間 11:00~17:00
日帰り入浴料金 600円
【黒湯温泉】
住所 秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2-1
電話番号 0187-46-2214
日帰り入浴営業時間 9:00~16:00※営業期間は4月中旬~11月中旬
日帰り入浴料金 600円
【蟹場温泉】
住所 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
電話番号 0187-46-2021
日帰り入浴営業時間 9:00~16:30
日帰り入浴料金 600円
【孫六温泉】
住所 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
電話番号 0187-46-2224
日帰り入浴営業時間 9:00~16:00
日帰り入浴料金 520円
【大釜温泉】
住所 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達国有林
電話番号 0187-46-2438
日帰り入浴営業時間 9:00~16:30
日帰り入浴料金 600円
URL  http://www.nyuto-onsenkyo.com/index.html(乳頭温泉郷)