築100年の国指定文化財の屋敷で、厳選された米沢牛を味わう

ゆっくりと時間が流れる洗練された和の空間

江戸時代、上杉家が治めた町として、今もその面影を残す城下町・米沢。「米沢牛・山懐料理 吉亭」は、多くの観光客が訪れる上杉神社から歩いて10分のところにあります。黒い板塀に囲まれた重厚な木造建築は、1919年に建造。元は織屋だった広い敷地には、樹齢約300年の老木がある美しい日本庭園が広がります。個室は、ゆっくり食事ができるように和室や洋室などさまざなタイプを用意。母屋と別棟にある座敷では、落ち着いた空間で米沢牛の料理と庭の眺望を楽しめます。

契約畜産農家から仕入れる上質な米沢牛が自慢

メニューの主役は、日本三大和牛ともいわれる米沢牛。赤身と脂身のバランスが良い黒毛和牛で、口の中で広がる甘みと、とろけるような食感が魅力です。「米沢牛・山懐料理 吉亭」では、山形県を縦断する最上川源流近くの農場で育てた、高品質な米沢牛のみを使用。職人たちが、熟練の技で調理します。メニューは米沢牛のほかに、地元の素材をふんだんに取り入れた郷土料理もラインナップ。どちらも楽しみたいなら、四季によって変わる「山懐御膳(さんかいごぜん)」(要予約)がおすすめです。