体験名:つるおか食文化市場FOODEVER
県名:山形県
エリア名:鶴岡市

ユネスコ食文化創造都市に選ばれた鶴岡市

西側には旬の地魚が獲れる日本海を、北には日本有数の穀倉地帯である庄内平野を有する鶴岡市。高低差のある土地が作り出す農産物や山菜も豊富です。また、先人の知恵や努力を継承し、郷土食や各家庭での行事食もたくさん残っているのも、食文化が豊かといわれる鶴岡市の特徴です。そうしたことが評価され、2014年に食文化部門では日本で初めて、ユネスコ創造都市に認定されました。

食の情報発信拠点「FOODEVER」誕生

日本初のユネスコ食文化創造都市となった鶴岡の食の情報発信拠点として、2017年にオープンしたのが、「つるおか食文化市場FOODEVER」です。JR鶴岡駅から徒歩2分のビルの1階にあります。フロア内には、観光インフォメーション、イベントなどが行われる食文化コミュニティスペース、鶴岡の食を味わえる飲食店、厳選された鶴岡の食材が手に入るマルシェなどがあります。

伝統文化や民芸体験のイベントも実施

食文化コミュニティスペースでは、食や文化に関連したイベントや講演、コンサートなどを随時開催しています。観光客だけでなく、地元の人たちも多く参加しています。文化に関連したイベントでは、ろうそくの絵付け体験や御殿まり作り体験などがあります。鶴岡の絵ろうそくは、江戸時代に幕府へ献上していたという由緒あるもの。体験ではろうそくに絵を描いていきます。御殿まりは刺繍が美しい、鶴岡の郷土玩具のひとつ。体験でこの刺繍に挑戦します。

イベントを通じて食文化に触れられます

食のイベントでは、「はえぬき」「つや姫」など日本でもトップクラスのお米の品種がある山形らしく、これらの新米を食べ比べする企画や、数多くの酒蔵が点在する山形で造られた日本酒の飲み比べなども行われます。また、フロア内にあるパスタの店「ファリナモーレ」「ファリナモーレ ドルチェ」の奥田政行シェフによる料理教室も実施。奥田シェフは、地域の食材の素晴らしさを伝える「食の都 庄内」親善大使でもあります。

多彩な鶴岡の食を楽しめるバルやマルシェ

フロア内には、「食の都 庄内」親善大使の奥田シェフの店や、同じく親善大使の土岐正富さんが伝統食や郷土料理をアレンジした料理を提供する「つるおか旬暦 彩鶴」もあります。また、気軽に鶴岡の食文化を味わえるフードコート「鶴岡バル」には、地酒や地元ワインをカウンターで飲める「酒バー彩鶴」、鶴岡産そば粉を使った手打ちそばの店などがあります。マルシェでは、地元の食材やお土産におすすめの加工品などが並びます。

つるおか食文化市場FOODEVER
開催場所 山形県鶴岡市末広町3-1 マリカ東館1階
電話番号 0235-25-0100(Fo-Do)
アクセス JR鶴岡駅から徒歩2分
URL  http://foodever.info/