宿名:花巻温泉 佳松園
県名:岩手県
エリア名:花巻市

豊かな木々の緑に癒されくつろぎのひとときを過ごす

花巻温泉の奥まった一角に、南部赤松の木立に囲まれて建つ新数寄屋造りの和風旅館「花巻温泉 佳松園」。美肌の湯といわれる低張性アルカリ性の温泉で、とろりとしたやさしい湯は身体に浸透しやすく肌をなめらかにする効果があるといわれています。
また、前沢牛や白金豚など地元ならではの食材をはじめ、厳選した海の幸や山の幸を使った料理を、南部杜氏が仕込む味わい深い地酒とともに楽しめるのも魅力。静寂に包まれた名湯と極上の料理、そして行き届いたもてなしが評判の宿です。

大人の隠れ家を思わせるバーで静かにグラスを傾ける

館内は格調が感じられる落ち着いたしつらえです。なかでも回廊に囲まれた広い中庭が美しく、日が暮れるとかがり火が焚かれ、ゆらめく炎に南部赤松の林と白砂の光景が浮かび上がります。幻想的な雰囲気に浸りながら、しみじみした旅情を感じましょう。館内のバー「赤松」では、中庭のかがり火を眺めながらシックな大人の時間を過ごせます。

山麓の大自然と肌になじむやわらかな湯を楽しむ

自慢の湯は、低張性アルカリ性高温泉。アルカリ性の湯は肌をなめらかにするといわれ、ph7.5以上で美肌効果があるとされています。佳松園の湯はpH9.0以上の高いアルカリ性が特徴で、そのうえ水分が浸透しやすい低張性のため、“肌に染み込む化粧水のような湯”ともいわれます。大浴場「とろとろの湯」にはサウナを完備。山のすがすがしい空気のなか、台川の清流の音を聞きながら浸かる檜の露天風呂も開放感たっぷりです。窓の外に四季折々の風景が広がる休み処で、温泉の余韻を感じながらほてりを冷ますのもおすすめ。

山海の幸をふんだんに盛り込んだ会席料理を部屋食で味わう

和風旅館の古き良き伝統を守る佳松園。日本料理を知り尽くした職人たちが、厳しい目で旬の新鮮な素材を選び、丁寧に調理する会席料理が人気です。オリジナルワインの食前酒をはじめ、見た目も美しい前菜、贅沢なお造りや椀物、前沢牛の陶板焼きや南部ひっつみ汁などの郷土料理まで、四季折々に異なる懐石料理の神髄を感じられます。ウニやカニ、松茸など、旬の素材を生かした特別メニューも多彩にそろい、岩手が誇る地酒が料理を引き立てます。

旅の思い出に残る心からのもてなしを体感

東北有数の温泉地として、古くから親しまれる花巻温泉。佳松園のすぐ近くには、童話作家・宮沢賢治が設計した日時計花壇がある「花巻温泉バラ園」があります。周辺の散策がてら、四季折々に鮮やかな花を咲かせるバラ園に立ち寄るのもおすすめです。
和風旅館ならではの行き届いたもてなしや、とろとろの美肌の湯、職人が腕をふるう旬の懐石料理を楽しみに、花巻温泉 佳松園を訪れてみてはいかがでしょう。

施設名 花巻温泉 佳松園
所在地 岩手県花巻市湯本1-125-2
電話番号 0198-37-2111
アクセス JR新花巻駅から車で20分
URL https://www.hanamakionsen.co.jp/kashoen/