宿名:ランプの宿 青荷温泉
県名:青森県
エリア名:黒石市

やわらかな光に包まれて過ごすロマンチックなひととき

「ランプの宿 青荷温泉」は、その名前の通り、夕闇が迫るころ宿のあちらこちらにランプが灯され、幻想的な雰囲気に包まれる温泉宿。電気を使わず、部屋にはテレビもコンセントもないのが最大の特徴です。南八甲田の山あいに建つ一軒宿で、大自然に抱かれながら、ほのかなランプの明かりのなかで浸かる露天風呂は格別の心地よさ。秘湯ムードあふれる宿で、日常では味わえない安らぎを感じてみてはいかがでしょう。

日々の喧騒を忘れさせてくれる空間に身をゆだねる

渓流沿いに建つ本館に入ると、天井にはたくさんのランプが吊るされ、壁には青森らしいねぶたの絵画が飾られています。真ん中に大きな囲炉裏を据えた「囲炉裏の間」は、人々が集まって旅の思い出を語るのに最適。朝夕の食事をする大広間からは、目の前に渓流美が望めます。川のせせらぎや人々の話し声のほかに人工的な音がしない静かな空間で、ほの暗いランプの下で食べる夕食は情緒たっぷりです。

趣あふれる3棟の離れが渓流沿いにたたずむ

ランプの宿には、風情のある離れがそろっています。吊り橋を渡ってすぐの場所に建つ「ふるさと館」は、白壁が郷愁を誘う外観で、入り口には昔の農具を展示。ほかに、山小屋をイメージした「幻渓楼」と、竜神の池や青荷川の清流が望める「十方堂」の3棟があります。家族や親しいグループで、他の利用客を気にすることなく過ごすにはぴったり。客室ではありませんが、本館のすぐ裏には、毎日200個近くのランプを手入れするランプ小屋もあります。

4つの異なる風呂で湯めぐりが楽しめる

単純温泉の湯は、無色透明で無味無臭。関節痛や筋肉痛、冷え症にも効くとされるお湯は、やさしい肌あたりで疲労回復にもってこいです。浴室は、総ヒバ造りの「健六の湯」、渓流沿いにある大岩に囲まれた野趣あふれる露天風呂、ヒバの香る落ち着いた本館内湯、吊り橋を渡って対岸にある内風呂と露天風呂からなる「滝見の湯」の4か所。漆黒の闇に輝くランプの明かりに包まれてながら湯めぐりができます。

ほっと心がなごむ素朴な味わいの田舎料理

季節によって、山菜やキノコ、川魚など、地元の素材を使った品々が並びます。旬の味覚を生かした料理や、ふっくら炊きあげた地元米「つがるロマン」も好評です。春から秋にかけて、毎週金曜には「津軽三味線ライブ」も実施。山深い秘湯の宿で聞く迫力ある津軽三味線の生演奏は、ひときわ心に響きます。
廊下や広間など随所にランプが灯る幻想的な山の宿で、心身ともにリフレッシュする休日を過ごしましょう。

施設名 ランプの宿 青荷温泉
所在地 青森県黒石市沖浦青荷沢滝ノ上1-7
電話番号 0172-54-8588
アクセス 弘南鉄道黒石駅から車で40分、JR新青森駅から車で1時間
URL http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/index.html