寿司の街・塩竈の名店で味わう、食材・技・心すべての最高を極めた寿司

細部にまでいきわたる、職人の徹底した心配り

宮城県の太平洋岸に位置する港町・塩竈。東北でトップクラスの漁港を有する塩竈は、1平方キロメートルあたりの寿司屋の店舗数が日本一といわれ、寿司の街として知られています。そんな寿司の激戦区である塩竈でひときわ人気を集める店が「すし哲」です。

連日開店とともに行列ができる名店で心がけているのは「総合力」。「味・器・接客すべてにおいて最高のものを提供しなければならない」と、大将の白幡泰三さんは話します。上質な食材を見極める目や職人としての技術のみならず、盛り付けや器、接客にも一切の手間を惜しまないことが、全国からファンが訪れる総合力の高さにつながっています。

職人のこだわりから生まれる、何度訪れても感動する“最高の味”

漁港に面した立地ながら、仕入れる魚は地元産にこだわらないようにしているのだそう。「マグロひとつとっても、時期やどこの海で獲れるかによって味が全く異なる」と白幡さん。その日最高の魚を使うという信念は、名店ならではといえます。また、シャリはすし哲専用に作られる地元産の有機栽培ササニシキを使用。宮城と山形の県境に湧く水で炊くなど、旨い寿司をにぎるためのこだわりは尽きません。